2015-08-25 第189回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
第一に、協同組合は株式会社のように利己心や打算といった合理性、効率性をも持っています。しかし、第二に、協同組合は家族や共同体のように親切、良心、誠実、正直といった人間的価値を持っています。第三に、協同組合は、それゆえに株式会社や他の団体と同様、選択意思に基づいて形成された人的結合体である。すなわち一定の目的を持った人の結合体であると言うことができます。
第一に、協同組合は株式会社のように利己心や打算といった合理性、効率性をも持っています。しかし、第二に、協同組合は家族や共同体のように親切、良心、誠実、正直といった人間的価値を持っています。第三に、協同組合は、それゆえに株式会社や他の団体と同様、選択意思に基づいて形成された人的結合体である。すなわち一定の目的を持った人の結合体であると言うことができます。
人間は利己心のみでは行動しない、人間はコミュニティーを求めると、かの経営学者ピーター・ドラッカーは申しました。私は、市場経済論者ではありますけれども、市場原理主義者ではございません。日本の郵便事業がスタートいたしました明治四年から今日まで百三十八年の歴史を数えておりますけれども、今ほど〒マークが利用者、国民、地域住民から遠い存在に見えたことがかつてありましたでしょうか。
御自身は否定をされたけれども、私には御自身の保身あるいは利己心にしか思えない。それは批判をされたから、それは国民が判断することでありましょう。そしてまた、靖国神社に行かれたときにどういう状況に外交的になるかということも、自分がすべて責任を負われることでありましょう。
つまりは、このあいまいさというのは、国家的な戦略じゃなくて、自分の保身とか今まで主張してきたことの整合性とか利己心によって行われているものじゃないんですか。そういうことは一国の首相が行うべきものではないと私は思いますよ。 国益だとおっしゃるのであれば、国民にわかりやすく、なぜあいまい戦略をとることが外交においても国民に対しても説得力があるのか、ぜひそのことについてお話をいただきたいと思います。
それを生き抜くためには、一人一人が、言っては悪いけれども、利己心の固まりのようになっています。我々はそういう利己心をなくさなければいけない。それは、外からあるいは上から強要する公共心ではない。自分の心から発する内発的な公共心というものを育てていかなければならぬ。そういう意味で、社会奉仕という言葉を入れることによって、それはマイナスに作用すると私は思います。
言葉を聞けば全くそのとおりなのですけれども、先生は、それを困難にした理由として、多年にわたる徳育の軽視、超楽観的教育論が利己心とコミュニティー軽視の風潮を生んだというふうにおっしゃるのですけれども、まずお伺いしたいのは、そうした事実が一体どこにあるのかということ。
そういう中で、先生は、物欲とか利己心の肥大というものが国を悪くし、そして道徳的な退廃を生み、またこれが少子化現象につながっているというお話をされておられるわけで、私は非常にここに大きな注目をいたしたわけです。
○寺田熊雄君 出来高払い制を廃止して他の方式に変えると、これは大変革命的なことでなかなかむずかしいでしょうけれども、よく言われますように、出来高払い制ですと、これは人間の利己心からして、必然に乱検査、またお薬の乱用ということが生ぜざるを得ない。
、そして「規則を尊重し、進んで自己の役割を果たすとともに、和を重んじ、利己心や狭い仲間意識を克服して集団生活の向上に貢献するように努める。」というふうに大変いいことが書いてあるわけです。こういうことを身近な学校とか家庭の中あるいは社会生活の中で培っていくことによって、自然に愛国心というものは芽生えていくと思うのです。
杜甫のいう「道を守って己を封うせず」の一句だが、共産主義者たる者、利己心があってはならないという意味である。つらい、苦しい、おれだけがつらい目を見ているのではないかと思うこともある。こんなことを思うのは、心のどこかに「己を封うする」思想が残っているからではないか。私は、このことばで自分の身を常に引き締めている。」
○国務大臣(奥野誠亮君) それも大事なことでございますが、あわせて人間として心情豊かな人間、特に利己心を排除して公共のために尽くそうというようなあり方、これがまず第一に、国際社会に生きる人間として非常に大切なことではなかろうかと思います。
しかし、それは政党利己心といわなければなりません。他党の内閣であろうとも、国民の生活に対応するために、自民党政治というのではなくして、政治全体に対する国民の信頼をぜひ回復をしていただきたいわけでございます。 そういう点で、この点について熱意を持って急速に取り組んでいただくように、国民の立場で強く要請をいたしますが、ひとつ積極的な御答弁をいただきたいと思います。
さらに、コンピューターの積極的な導入によって労働密度が増大し、いわゆる機械に使われることが多くなるために、受動的な人間や、利己心が強く社会的な連帯心を失った人間を、多数生み出すなどの危険もあります。したがって、ハードウエア、ソフトウエアなど情報処理技術の研究、開発、利用に対する国の施策は、以上の危険な事態を絶対に起こさぬよう十分配慮され、関連する分野にまたがった総合的な計画をつくる必要があります。
だから、多数党はその独裁力を利己心や党利党略に利用する場合、十分慎重に配慮しなければならないのであります。 イギリスにおける議院が議長の地位を非常に権威あらしめ、多数党に引きずり回されないように配慮されているのは、この多数党の独裁力を牽制することができるためであります。
全人類の死が五人の死より「悪魔的」に見えるのは、世界戦争が局地戦争より恐しく見えるのは、正直のところ、全人類の死や世界戦争には自分の死が含まれてをり、五人の死や局地戦争なら自分が助る餘地が大であるといふ利己心の働きでしかないのではないか。 さういふ利己心に訴へながら、それと氣附かぬところに、現代の精神的頽廢がある。 こういっております。
大蔵省も農林省も食糧庁も経済企画庁もセクト主義を排して、与党も野党も党派の利害を乗り越えて、はたまた農家も消費者も、国をあげてわが農業の発展と安定、ひいては国民、国家の繁栄のために、利己心を捨てて抜本的な農政の確立と推進のために取り組んでいただきたいと思考する次第であります。私たちも、及ばずながらその立場から取り組む覚悟であります。
その問題を進めるにあたって、政党の利己心など一切出してはならない、あらゆる政党が協力してそれを進めていかなければならない。具体的には、いまわかっている有効な制度を、予算を惜しまずにどんどんやっていくとともに、総合的な審議会をつくって、そこで結論をつくったことは一瞬の遅滞も許さず、即時、全面的に、急速に実行していく。それについての予算などは一文も惜しんではならない。
もっと全逓と十分話し合って——たとえば札幌郵政局でやっている勇ましい意識革命ですか、黄色通達ですか何か知りませんけれども、ああいうことでも、郵政局長の名誉心、利己心からやられたのでは迷惑なわけです。
それから、この問題が起こったのは徳川時代以来のあらゆる政府の責任であって、これを解決するためには、今後すべての内閣、何党の内閣であろうとも、どなたが総理大臣になられようとも、どなたが閣僚になられようとも、これを完全に強力に推進して解決をせねばならぬ、そういうことについて政党利己心はお互いに一切排除して、政府の責任でやっていかなければならないということについてお約束ができまして、それを進めるために強力
それは人間の利己心をやるにあらざれば生産がふえないという現実の主義です、それがある。だから、やはりその方面でもそういうところに着眼して、わずかであってもそれをやるということが、これは私は行政において最も意を用いにゃならぬところではないか。かように私は理解しておるわけです。
それはやはり都市銀行の利己心というものが非常に妨げておると思うのです。しかし私は、そういうものが放置されておっていいとは思わないわけです。
しかもこの問題を各政党の利己心に悪用してはならない。その具体的な問題については、具体的に国家予算を支出することについていささかも渋るようなことがあってはならない。また、いままでこの問題に対処された環境改善その他については、十分しなければならないけれども、その問題だけではない。生活の根源の問題、すなわち労働者としての問題であり、また零細農漁民の問題であり、零細な中小商工業者の問題である。